2. 用紙と印刷メディア

2.1. 用紙の仕様

自動給紙トレイ

用紙の種類

普通紙(70~105g/m²),薄紙(60~70g/m²)

メディア サイズ

A4、レター、 A5、リーガル、ステートメント、JIS B5、フォリオ、オフィシオ、エグゼクティブ、ISO B5、A6、B6、16K、Big 16K、32K、Big 32K、カスタム

メディア重量

60~105 g/m²

トレイの最大容量

250枚(80 g/m²)

手差しトレイ

用紙の種類

普通紙(70~105g/m²)、薄紙(60~70g/m²)、厚紙など(105~200g/m²)、OHP フィルム、カードストック、ラベル、封筒

メディア サイズ

A4、レター、 リーガル、フォリオ、オフィシオ、ステートメント、エグゼクティブ、JIS B5、ISO B5、A5、A6、B6、モナーク封筒、DL封筒、C5封筒、NO.10封筒、C6封筒、郵便はがき、ZL、16K、Big 16K、32K、Big 32K、洋形4号、ポストカード、洋長3号、長形3号、洋形2号、カスタム

メディア重量

60~200 g/m²

トレイの最大容量

1 枚

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注:

• 本プリンターの推奨用紙は80g/m²の標準用紙です。

• 特別な用紙を頻繁に使用する場合、プリンターの使用期限に影響することがあります。

• 本ユーザー ガイドのガイドラインに準拠しない印刷メディアを使用した場合、印刷品質の著しい低下、紙詰まりの増加、プリンターの過度の損耗が生じることがあります。

• 重量、組成、質感、湿気などの特性は、プリンターの印刷能力と出力品質に影響を及ぼす重要な要素です。

印刷メディアを選ぶ際には次の事項を考慮してください:

1. 目的とする印刷効果: 印刷作業の要件を満たす印刷メディアを選択する必要があります。

2. 表面の滑らかさ: 印刷メディアの滑らかさは、印刷結果の鮮明さに影響する場合があります。

3. 印刷メディアによっては、本ユーザー ガイドの使用ガイドラインをすべて満たしている場合でも、十分な印刷効果が得られないことがあります。これは、不正な操作を行った場合や、不適切な気温と湿度、あるいは、Pantum 社の想定外の要素が原因である場合があります。印刷メディアを大量に購入する前に、その印刷メディアが本ユーザー ガイドで指定されている仕様に準拠していることを必ず確認してください。

2.2. 特殊紙について

本プリンターでは印刷に特殊紙を使用できます。特殊紙に含まれるもの: ラベル用紙、封筒、OHPフィルム、厚紙、薄紙など。

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注:

• 特殊な用紙や印刷メディアを使用する場合は、最高の印刷効果を得られるように、プリンターの設定で適切な印刷タイプとサイズを選択してください。

下記の使用基準に従ってください:

印刷メディアの種類

正しい使用法

間違った使用法

ラベル

裏打ち紙が露出していないラベルのみ使用してください。

使用する際は、ラベルを平らにしてください。

フルシートのラベルのみ使用してください。

市販のラベルすべてが該当要件を満たしているかどうかについては、保証の限りではありません。

しわが寄っていたり、膨らんでいたり、破損しているラベルを使用。

封筒

封筒は均等にして置いてください。

しわ、切れ目、破れがある封筒や貼り付いてしまっている封筒の使用。

クリップ、留め金、窓のある封筒、あるいはコーティングされた裏当てのある封筒の使用。

糊付きのフタやその他の合成素材が付いている封筒の使用。

OHP フィルム

レーザー プリンターでの使用に適した OHP フィルムのみを使用してください。

レーザー プリンターに適していない透明印刷メディアを使用。

厚紙、カードストック

レーザー プリンターでの使用に適した、本プリンターの重量仕様に準拠する厚紙のみを使用してください。

本プリンターでの使用が認められていない用紙については、本プリンターの推奨用紙仕様よりも重量のある用紙を使用してください。

2.3. 用紙のセット

2.3.1. 自動給紙トレイへの用紙のセット

1. 自動給紙トレイをプリンターから引き出します。

2. 自動給紙トレイのサイズを調整し、用紙ガイドの幅と長さを用紙サイズに調整してください。

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注:

•各用紙ガイドは強く押しすぎないでください。用紙が変形する要因となります。

3. 用紙をセットする前に、紙詰まりや給紙エラーを防止するため捌いてから、印刷面を下にしてトレイに用紙をセットしてください。自動給紙トレイは80g/m²の用紙を最大250枚までセットできます。

4. 印刷された用紙が落ちないように、排紙部のストッパーを立てるか、または排出された用紙をすぐに取り出してください。

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注:

• 印刷された用紙が落ちないように、排紙部のストッパーを立てることをお勧めします。ストッパーを立てない場合は印刷された文書をすぐに取り出すことをお勧めします。

• 一度に250枚(80g/m2)を超える用紙を自動給紙トレイにセットすると、紙詰りや給紙不良につながります。

• 片面印刷をする場合は、印刷面を下にしてください。

2.3.2. 手動給紙トレイを取り付けます

1. 印刷された用紙が落ちないように、排紙部のストッパーを立てるか、または排出された用紙をすぐに取り出してください。

2. 手差しトレイを開きます。

3. 手差しトレイの用紙ガイドを用紙幅に合わせてください。サイズが合っていないと紙詰りや用紙が曲がったりすることがあります。

4. 平らな印刷用紙を両手で手差しトレイに入れます。

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注:

• 手差しトレイに用紙をセットすると、プリンターは自動的に手動給紙モードに入ります。

• 手差しトレイに用紙を1枚ずつ入れ、前のページの印刷が終わったらさらに一枚の用紙を入れます。

• 印字面を上にして、手差しトレイに用紙を入れます。:挿入の方向は用紙上部からです。

5. 印刷された用紙がプリンターから排出されるとき、印刷を続けるために上記の手順に従って2枚目の用紙をすぐに手差しトレイに入れてください。間隔が空くと、用紙切れや手差しトレイの用紙エラーの原因となります。尚、用紙を入れると印刷は自動的に再開されます。ただし、給紙中に用紙を補充しようとすると、用紙がプリンターに巻き込まれ、紙詰まりが発生しやすくなります。

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注:

• 印刷後は、直ちにプリンターから出力された用紙を取り出してください。 積み重なった用紙や封筒は、紙詰まりや紙の巻き付きにつながることがあります。

2.4. 非印刷領域

グレーの部分は非印刷領域を示しています。

使用法

用紙サイズ

上下の余白 (A)

左右の余白 (B)

印刷

A4

5mm(0.197inch)

5mm(0.197inch)

レター

5mm(0.197inch)

5mm(0.197inch)

2.5. 使用する用紙について

• ざらつき、凹凸、油染み、光沢などがある用紙や手書き原稿を使用すると、印刷能力が著しく低下します。

• 用紙上にホコリや、けばなどがないか、確認してください。

• 用紙は平らな面に置き、低温低湿の環境に保存してください。